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教員を養成する教育系の大学

現在、教員を養成する教育系の大学は、偏差値が50前後で入学できる大学が多い。このこと自体が問題である。成績優秀者は、医学部・法学部などを目指し、将来的に医師や国家公務員・法曹関係に進むことを考えている。教育系に進もうとしない。優秀な教員を育てるために、教育系の大学は優秀な生徒を入学させる努力をしてほしい。人材が集まる魅力ある大学になってほしい。また、教員の社会的地位がもっと上がることが大切だと考える。人を育てるのは、『国家百年の計』と言われる。国はもっと真剣に対策に取り組むべきだ。現在、教壇に立っている先生方には更なる努力を求めたい。先生方自身が教師としての自らの資質の向上に努めなければならないと思う。昭和50年代前半くらいまでは、父母よりも先生方の学歴が高かったと思うが、その後高学歴の保護者が増えている。先生以上の学歴を有する保護者も増えている。

学校の偏差値と入学試験の難易度

学校の偏差値と入学試験の難易度も関係ない同じように「難関校の入試問題はむずかしいが、難関校を受験するのでなければむずかしい問題が解ける必要はない」という誤解もあります。同じ例でいうと「A中学の入試問題が解ければえらいが、B中学の入試問題はできて当然だ」といった考え方です。たしかに難関校では入学試験にむずかしい問題が多く出される傾向はあります。しかし基礎的な設問を中心に出題する難関校もありますし、難関校でなくてもさまざまなことが学べるむずかしい良問を出題する学校も少なくありません。設問のむずかしさは、出題者の考え方(「難問に正解する能力があるか?」をみるのか、「基礎的な設問にミスなく正解できる慎重さがあるか?」をみるのか)によって決まるもので、学校の偏差値とは関係ないのです。ですから「難関校の入試問題は価値が高く、そうでない学校の入試問題は価値が低い」といった考え方はよくないと思います。

新学習指導要領の矛盾点

昔から「読み・書き・そろばん」と言いますが、これは名言ですね。単純記憶の最たるものが「読み・書き」だとすれば、「そろばん」は計算力の基本です。しかし、現在はこの計算力は不要で、思考力だけ伸ばせばよいという考え方が有力なようです。いまは電卓やパソコンの時代だから、計算などをやらせても意味がないという考え方もあります。文部科学省は、二〇〇二年度から施行される新学習指導要領で、三桁以上の掛け算は教えない、小数点二位以下の計算問題は必要ない、分数の計算も、分子が一のものしか掛け算を教えないというように、計算を簡素化することばかり考えています。さらに、小学校四年からは計算問題は電卓を使用してもいいといった調子です。