焼香を座礼式で行う場合、祭壇の前に座布団がたいてい置かれています。しかし、これは読経する僧侶のために置かれているものですから、弔問客はそれを左側によけてすわり、焼香がすんだら元に戻すのが礼儀です。最近は参列者も多くなり、いちいち座布団をはずしたり戻したりしていると。限られた時間内に式が終わらなくなってしまうため、焼香のときは座布団を置かないことも多くなっています。座礼式でなく、香炉を順に回して行う回し香の場合は、座布団をはずす必要はありませんが、順番がきたらほんの気持ちだけ座布団から後退するようにして焼香し、介掌します。玉串は枝元を祭壇に向けてささけ、二礼、二拍手する。また、神式の葬儀では、焼香の代わりに玉串奉筥をします。玉串のささげかたは、まず祭壇の前に進み出て一礼し、榊を受け取ります。榊の枝元を右手で持ち、葉を左手で下から支えるようにして、さらに祭壇の三歩手前まで進んで一礼し、葉先を祭壇のほうに向けます。左右の手を持ち換えて、右回りに圖度回転させ、枝元を祭壇に向けて台の上に置きます。そして、二礼二拍子(しのび手)をして、もう一度一礼してから席に戻ります。
日本人の出産前後の儀礼には、生命の誕生を保護するという意図がより強く表われている。妊娠五ヵ月目の戌の日に腹帯を妊婦に着ける儀礼がある。ごくふつうには、戌=犬のお産が軽いことに由来するというが、犬の存在が人類とともにあり、犬が人の霊魂を導くという原初的信仰があった。犬張子は今も郷土玩具として愛用されているが、中世公家社会では、出産の守護霊として、産室の一隅に箱形の犬張子を置いていた。犬が幼児の身近にいて、出産時に近よってくる悪霊を追い払ってくれると信じられたのである。一方、犬が難産で死ぬと、その冥福を祈ってY字型の二股の棒を立てることが、北関東から東北地方で知られている。これを犬卒塔婆といい、それを立てることにより、人間の出産が安産になるという効果を示すという。
お茶菓子の用意も忘れてはならないことです。お菓子はいつ出してもいいように用意しておきます。お客の目の前で封を切って出すなどもってのほか。よほど親しい間柄でも、本当はしたくないことです。客の持ってきた手土産を出すのもいいのですが、あくまでそれは、もらいもの。まずは、招待側で用意したお茶菓子で通します。お茶菓子は2〜3品用意しておきましょう。お客がお酒好きならお酒やビールを出すこともあります。そんなときは、おつまみを用意します。既製のおつまみでもいいのですが、1品ぐらいは手作りのものを加えたいもの。一緒に飲むのはかまいませんが、あんまり1人でグイグイやらないように。また、相手は緊張していますから、話のリードはあなたの役目と心得てください。相手をリラックスさせるためには、相手の服装などにもさりげなく気を遣いましょう。足はくずしていますか。上着は脱ぎたそうではないですか。少しでも相手の快適を考えましょう。相手がいとまを告げたら、一度は引き止めましよう。彼・彼女の間柄なら、そこまで送っていく、といって一緒に出るようにします。
Copyright (C) WWW.LAVR.ORG. All Rights Reserved.